デンマークポーク基礎情報

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安心・安全のデンマークポーク

デンマークから日本へ豚肉が輸入されるようになったのは、1970 年代初頭からです。以来デンマーク産豚肉の輸入量は伸び続け、現在では14 ~15%を占めるまでになっています。その多くは日本国内の食肉加工会社によってベーコン・ロースハムをはじめとする食肉加工製品に加工されたり、外食産業でのメニューに取り入れられたりしています。
デンマークの豚肉産業では、国の各機関と、生産者とミートパッカーで組織する協同組合とががっちりとスクラムを組み、飼育からと畜、加工までのあらゆる過程において、徹底した品質と安全性の管理を行っています。デンマークにとってとても重要な産業だからこそ、国と業界全体のしっかりした取り組みが実現しているのです。

デンマークポークの品種

デンマークにおける豚の品種開発は歴史と伝統があり、今日まで研究開発を続けています。
現在では肉用としてランドレース、ヨークシャー、デュロックの3種を交配しています。

デンマーク養豚農家の数

デンマークの養豚農家は1980年に約69,000戸ありましたが、2022年には約2,400戸まで減少しています。それにもかかわらずデンマークの豚の年間生産頭数は1980年の約1,320万頭から2022年には約3,180万頭まで増加しております。
これは養豚農家の効率化による規模の拡大により、1戸あたりの養豚農家の豚生産頭数が増加したことが原因となります。

左:養豚農家数
右:生産頭数(百万)
1980年2022年
養豚農家数69,000戸2,399戸
年間生産頭数13.2百万頭31.8百万頭
農家一戸辺りの生産頭数192頭13,255頭
畜肉処理会社数20社2社
年間屠畜頭数13.2百万頭17.8万頭
子豚での輸出頭数013.8万頭

また、2020年の母豚一頭当たりの年間子豚出産数は、33.9頭となっており、1990年と比較して64%増加しています。

母豚一頭当たりの年間子豚出産数

品質管理システム

デンマークポークの品質管理システムは、EU、デンマークが設定する基準に加えて、さらに厳しい独自の管理基準を設定しています。

独自の管理基準は、豚の輸送基準を定めた「DANISH Transport Standard」、豚飼育の基準を定めた「DANISH Product Standard」、屠畜時の安全基準等を定めた「Global Red Meat Standard」の3つに分かれています。